異動のお知らせ
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私森田は本日を持って川崎YMCAでの働きを終えて、4月より金沢八景YMCAにて働くこととなりました。
直接会ってご挨拶できた方、電話での報告となった方、失礼ながら文面での報告となった方もいますが、休講期間中に多くの方にご来館いただき、激励をいただきました。ありがとうございました！嬉しかったです！沢山のお手紙をいただきました！嬉しかったです。
尊敬する先輩わっきーリーダーのお子さんを抱っこする森田
最後なので、私らしく、この「ブログ」でご挨拶と私からのメッセージを伝えたいと思います。
私は2017年4月から川崎YMCAに異動してきて、これまで3年間働かせていただきました。
最初の1年は水泳のクラスの担当をしました。初めて水泳クラスの担当をしたこともあり、当初は不甲斐ないことも多かったと思います、すみません。
その後の2年間は体操のクラスの担当をしました。自分の専門性とキャラクターを押し出せる場となり、沢山の子どもたちを笑わせ続けました。
1年半、チアダンスの担当をしました。最初は「自分は男だけど大丈夫だろうか…」と心配でしたが、発表会で自分も踊ったり、子どもたちが受け入れてくれたり、発表の場で演技を披露している姿に心躍った貴重な機会となりました。
館を出る事業ですが、高津区にある「YMCAたかつ保育園」の体操のお兄さん（？）も3年間担当しました。2歳～6歳と幅広い年齢に体操指導をし、保育士の先生たちと共に過ごしていくうちに、「保育」の観点を学ぶことができました。
そして3年間ずっとアウトドアクラブの担当をしました。学生の頃に長崎YMCAで野外活動のリーダーをしていて、前職場の湘南とつかYMCAにいるときから「野外活動の担当がしたい…」と思っていたのですが、異動してきて念願叶って担当することができました。
皆さんには見えないところでは、広報の仕事をしてきました。たまにカメラを持ってプールにお邪魔したり、カメラをかけたまま体操の指導をしていたり、と中々破天荒なスタイルのカメラマンでしたが、子どもたち、リーダーたちの素敵な表情を沢山写真におさめることができました。数々のチラシやホームぺージに使用させていただきました。
そんな私が川崎YMCAで大事にしてきたこと、それは2つあります。
1つは「教育」。クラスの中でも教育的要素をしっかり入れるようにしてきました。私から叱られた子も少なくないと思います。物を大事に使う、挨拶や服装を整え、順番は守る、グループの仲間には誠意を持って接することを伝えてきました。
2つは「愛情」。入口に入った途端に私に捕まり抱っこされた子たちも少なくないはず…。保護者の方にもできるだけ近い距離、親近感を感じてもらえるように関わってきました。馴れ馴れしいと思われていたかもしれませんが…。時には子どもたちの将来に関して実のおじいちゃんのように語らせていただいたときもありました。
愛を持ってリーダーに関わり、その愛を受けたリーダーたちが子どもたちに愛を持って指導をする、活動で関わる、そんなハッピーサイクルが生まれるようにもなりました。勿論、私はリーダーに負けないくらいの愛情をみんなに分け与えられるくらいのつもりでいましたが…。
そして私が川崎YMCAで得たものは
「皆さんとの関係性」
「宝と呼べるリーダーたち」
「人間を観察する力」
です。
保護者の皆さん、子どもたち、リーダーたちに見守っていただいたおかげで私はまた一つ成長して、新たな可能性が広がる仕事をすることができます。
私が3年間続けてきたこのブログを見ていただいていることに感謝。
私が川崎YMCAで働いた時期にクラスに通ってくれたことに感謝。
私が川崎YMCAにいる間にリーダーとして共にがんばってくれたことに感謝。
川崎YMCAを選んで来てくれていることに感謝。
YMCAは来てくださる会員の皆さま、そして共にプログラムを支えるリーダー、その2つに時には支えられ、時には励まされ、時にはお叱りを受けて、時には学び合って、今まで成り立ってきています。
それは世代が変わっても、スタッフが変わっても、リーダーが変わっても一緒です。
私は違うステージで皆さんを応援しています。見守ります。
私が指導してきた子どもたちが一人でも多くリーダーを目指してくれること、体操、アウトドア、水泳、チアダンスが好きになってくれること、その気持ちが友人にも伝播していくこと、それを願います。
将来のリーダー候補たちへ、私の愛すべき教え子たちへ、宝であるリーダーたちへ、共に導き見守ってきた保護者の皆さま全てに感謝を込めて。
至らないことも多かったと思いますが、今まで本当に本当にありがとうございました！！！
川崎YMCA 水泳、体操、水泳、アウトドア担当 森田 泰堂（タモリーダー）