2017年6月18日日曜日

【川崎YMCA】アウトドアクラブ6月活動報告(6/17-18)①

6月17日(土)~18日(日)
アウトドアクラブ6月活動①

ウトドアクラブ、6月の活動は…今年度はじめての「宿泊キャンプ」!!
新しいお友だちも加えて迎える宿泊プログラムですが、今月の1歩(テーマ)は…
「そういえば友だち」
です。4月、5月になって新しいお友だちも増えたアウトドアクラブですが、昨年度まで参加していたお友だちも、そうでないお友だちもいます。その中で、4月は「はじめまして」で自己紹介をし合って遊び、5月は「うーん、こないだ会ったかな?」という気持ちで藍染め作業を共に行い、「少しずつ顔見知りになってきた…でも名前が分からない。どんな子か分からないから話しかけにくい…」というわだかまりを解ければいいなと思ってのこの1歩になります。

も!
と!!
テン泊!!!
!!!!
炊事!!!!!

家族以外のお友だちと家以外の知らない場所に、しかもテントで!ベッドや布団ではなく寝袋で!いつもはお母さんが作ってくれているのに…今回は自分たちで自分たちの食事を作る!…という中々ドキドキな内容になっていました。

田急とバスに揺られて約2時間…山奥のキャンプ場に着きました。今回泊まる「西丹沢中川ロッヂ」です。
長い移動で疲れているので、着いてからはお弁当を食べました。その後にはテント設営!上手く立てられるかな…?



事に立ちました!ここのグループワークはすごくまとまりがありましたよ!立たないという気持ちがリーダーに「どうしたらいいの?」と質問をし、1人1人がバラバラに行動すると上手く広がらないテント。立ち上がってからも地面に固定するためのペグ打ちが小中学生には中々難しい…石で叩いてみたり、場所を変えてみたり、打ち方を変えてみたり、複数人で協力して打ってみたり…と沢山の試行錯誤を重ねる子どもたち。敢えて手や口を出さず、見守るリーダーたち。この考える時間を持つこと、失敗を重ねること、すぐに大人が答えを出さないことが子どもたちの成長につながったのだと思います。




々の仕事量にヘトヘトになる…かと思いきや意外と元気な子どもたち!すぐにメインプログラムの野外炊事に挑戦です!1日目の夕食は「和風ポトフ」と「ご飯」、「ポテトサラダ」です。
火おこし・火の番グループと食材グループに分かれて作業を進めていきます。

グループは鉈と使い方と、火のおこし方をリーダーに教えてもらい、いざチャレンジ!薪割り、火おこしは出来れども、火の維持、コントロールまでが大変!熱さを我慢しながら火の前から離れずに薪を用意したり、灰を頭から被りながらも火ばさみで薪を燃えやすいように移動したり、うちわで空気を送り続けて燃焼を促したり…これも試行錯誤を重ねて、1時間後には巨匠のように火の前に鎮座する「火のエキスパート」も居ました。


材クループは、包丁の使い方をリーダーに教わり、主に低学年は初めてに近い手つきで食材を切り進めていきます…。「玉ねぎ切ってると涙が…!?」もご愛敬。サイズはバラバラなれども上手にできました!

流石に長時間の作業に集中力が持たずに、徐々に火の前、まな板の前から姿を消す子どもたち…、でもよく頑張って作業してくれたと思います。息抜きに広い敷地で遊びました。男の子のブームは石の掘り起こしだったようで、女の子は小コミュニティを作って各々の時間の過ごし方をしていました。このまとまりがあってなさそうな感じが1日目という感じですね!



後発組が到着し、みんなで作った夕食を食べます。この頃になると日が沈み、肌寒くなってきたのでランタンと上着を準備して…「いただきまーす!」

ドキドキワクワクのテントにて就寝…テント内は人数が多いので人肌の暖かさで意外と暖かかったです。1日目頑張りました、お友だちのみんな、おやすみなさい…。


2日目の様子はまた次回のブログで報告します。お楽しみに!

川崎YMCA アウトドアクラブ担当 森田 泰堂(タモリーダー)