2015年6月29日月曜日

ウォーターセーフティキャンペーン 25mチャレンジ 着衣泳体験会

川崎YMCA・25mチャレンジ・着衣泳体験会報告

 6月28日(日)にウォーターセーフティーキャンペーンの一環として泳げない子・水辺の事故ゼロを目指す、「いのちをまもる講習会 25mチャレンジ・着衣泳体験会」を実施いたしました。今回のキャンペーンは神奈川県・川崎市の各教育委員会より後援をいただき、近隣の小学校へ案内を配布してもらい、実現したものです。2つの講習会で合わせて41名の参加者がございました。

 25mチャレンジでは学年と泳力でグループを編成し練習をしました。初めてクロールの呼吸にチャレンジしたお友だちや、浮く練習から始めてバタ足で進むことまでできたお友だちもいました。参加した子ども達からは「泳ぐのがとっても楽しくて、あっという間に終わっちゃった」などの声が聞かれ、保護者の方からも「たった1時間の練習で少しだけでも泳げるようになって感謝しています」などの声も聞かれました。

 着衣泳体験会では洋服を来た状態で水に入るとどれだけ大変か、動きづらいのかを体験してもらいました。そして万が一溺れてしまった時の対応「浮いて待て」を練習しました。

まずは歩行から始めました

一人で背浮きが不安な子は浮く練習から

そしてペットボトルを持って一人で浮く練習をしました 

慣れている子は何も持たないで背浮きにチャレンジです 

最後に浮くものを狙ったところへ投げる練習をしました

 ウォーターセーフティキャンペーンは全国のYMCAで取り組んでおります。水の事故が少しでも減るようにこれからも続けて参ります。

(川崎YMCA 佐藤達哉)

2015年6月13日土曜日

たくさん身体を動かして楽しめました!

川崎YMCA・つくし野アスレチック探検報告

 6月7日(日)にわんぱく探検隊で「つくし野アスレチック」に行きました。
 当日は天候にも恵まれ笑顔がはじける活動になりました。
 朝、25名の子どもたちが川崎YMCAに集い、バスに乗りつくし野アスレチックへ向かいました。
 バスの中では、緊張をほぐし、お友だち同士が仲良くなるために、リーダーたちが考えたゲームなどで盛り上がりました。

 つくし野アスレチックに到着後は、さっそくアスレチックへGO!
 小学生のお友だちと幼児のお友だちが分かれて、グループ活動を行いました。
 活動を始めて早々に、「がんばれ!」「大丈夫、できるよ!」などの励まし合いの言葉が聞こえてきて、たくましく感じたとともに嬉しくなりました。  

 午前中の活動を終え、みんなで昼ご飯を食べました。
 午前中にたくさん身体を動かしたせいか、みんなお腹ペコペコ!
 ご飯を食べ終わり、お菓子を食べ始める時間が早かったようにも感じました。

 お菓子タイムでは、自然とお菓子を交換したりリーダーたちにお 菓子をくれる姿が多くみられました。
ごはん美味しかった♪

 午後は、つくし野アスレチックのメインでもあるセカンドステージ(池)です!
 遊んでいいよと言われると、一目散に池の方へ。
 「あれやりたい!」「あめんぼを取りたい!」など様々な声を聞くことができました。
 池での活動ということもあり、びしょ濡れになるお友だちもいましたが、とても楽しんでいる姿がとても印象強かったです。

 午後の活動を終え、バスに乗り込みYMCAに戻ります!
 疲れて寝ているお友だちや、まだまだ元気でお友だちやリーダーとお話をしていたり、ギターで遊んでいるお友だちもいました。
 YMCAに戻ってからは、キャンプソングを歌ったりグループごとにふりかえりの時間を設け、その後4~5人のお友だちが代表して、みんなの前で発表を行いました。

 2015年度1回目のわんぱく探検隊はどうでしたか?
 今回初めて親元を離れて、外での活動を経験したお友だちもいるかと思います。

 初めて何かをするということはとても勇気がいることで、成し遂げることは容易ではありません。それを成し遂げられることはとてもかっこいいことです。今回の経験がこれからの生活において1つの成長のきっかけになると思います。また今回は日帰りでしたが、お泊りだとさらに楽しいと思います。川崎YMCAでは、月に1回日帰り・お泊り活動を行っている「アウトドアクラブ」やサマーキャンプを募集中です。ぜひ、みなさん参加をして、楽しい思い出をつくっていきましょう!

(川崎YMCA 服部祐希)

2015年6月12日金曜日

スポーツ心理学を学びました

川崎YMCA・『指導者トレーニング』のご報告

 6月5日(金)に日原裕太さんが講師をしていただき、「スポーツ心理学」についての指導者(YMCAでは通称:リーダー)トレーニングを行い、5名のユースリーダーが参加してくださいました。

 コミュニケーションをとっていくうえで、心理学を少しでも理解しているとスムーズに図っていくことが可能になります。また、効果的な指導へとつながっていきます。

 リーダーたちは、常に新しいことを取り込み、子どもたちへの指導へと還元できるように、定期的に研修に参加し成長を見せてくれています。

 こういったリーダートレーニングを経て、リーダー一同、子どもたちに寄り添える指導ができるよう日々向上心を忘れず励んでおります。
 これからもよろしくお願い致します。

 また、こういった研修会やスポーツ指導、また人と関わる仕事や将来教員を目指している18歳以上の方、川崎YMCAリーダー活動を通して、良き仲間を作ってみませんか?

(川崎YMCA 服部祐希)

2015年6月9日火曜日

水辺の事故を防ぐには??

川崎YMCA・『水泳クラスでの着衣泳体験』のご報告

 YMCAでは毎年、ウォーターセーフティキャンペーンとして様々な取り組みを行っています。
 今年は「自分のいのちを守り、みんなのいのちを大切に」をスローガンに掲げ、様々なプログラムを実施していきます。

 川崎YMCAの水泳クラスでも6月8日(月)から着衣泳体験がスタートしました!

 海やプール、川遊びなど夏には楽しいイベントがたくさんあります。しかしちょっとした不注意でケガや事故につながる危険も含まれています。自分のいのちを守るためにはどのようにしたらいいのか、紙芝居やポスターを見ながらみんなで考えることからクラスを始めました。
ハンドブック 「何が危ないのか考えてみよう」

 みんな真剣にリーダーの話を聞いています。

 「誰が危ないことをしているか、わかるかな?」
 というリーダーの質問に「あの人はこれが危ないよ!」など、発言してくれる子も見られました。

 また、もし溺れている人を発見したら自分が助けに行くのはなく、大きな声で助けを呼ぶということもみんなで確認しました。

 紙芝居やポスターで学んだあとは、いよいよ実践です!
 水難事故は水遊び中だけでなく着衣の状態で突然水中に落ちた場合にも多く起こっています。
 いざという時にパニックにならないよう、もし着衣の状態で水中に落ちてしまったらどれだけ動きずらいのか、どうしたらいのちを守ることが出来るのかを体験していきました。

 水の抵抗を感じるため、水中を歩いたり潜ってみたりしました。

 帽子もゴークルも着用していないので泳げるお友だちも「やりにくい!」といつもとの違いを実感していました。
水着と着衣で水に入るのはどれだけ違うのか?

 着衣での動きにくさを体験したあとは、泳ぐのではなく「浮いて、待つ」練習をしました。
水難事故の多くは岸から3m以内で起こっています。無理に泳ぐのではなく浮き身で待てるような指導をしています。

 始めは少し怖がっていたお友だちも練習するうちに少しずつ浮けるようになってきました。
ペットボトルを使っての浮き身練習

 小学生のクラスでは、より実践的なものとしてプールサイドから落ちて浮き身をとる練習や、ペットボトルなどの浮き具を渡してあげる練習も行いました。


 水難事故は年々減少傾向にあります。
 しかし残念なことに世界では水の事故でいのちを落としてしまう方がまだ多くいます。
 YMCAはそのような悲しい事故が無くなるよう
 「水辺の事故ゼロ」をめざし、これからも日々取り組んでいきます。

 YMCAのウォーターセーフティキャンペーンはクラス内の着衣泳だけではなく
 泳げない子ゼロをめざた「25mチャレンジ」や
 一般の方も参加できる着衣泳講習会も行っています。
 お友だちを誘ってぜひご参加ください!

(水泳クラス担当 : 我妻 瑞穂)

2015年6月2日火曜日

体を動かしながら、脳を鍛える!

川崎YMCA・「脳いきいき体操」のご紹介

 川崎YMCAでは5月26日より、成人向け「脳いきいき体操」クラスが新しくスタートしました。このクラスは全8回の講習会形式で、7月14日までの毎週火曜日、13時~14時で実施しています。
 現在、8名の方々にご参加いただいているこのプログラムは、国立長寿医療研究センターの「コグニサイズ」というプログラム(有酸素運動と同時に様々な課題を実施することによる認知症予防プログラム)に準じて実施しています。
 認知症予防のため!認知機能低下防止のため!転倒防止のため!体力づくりのため!仲間づくりのため!などさまざまな効果が期待されます。

 第2回目の今日は準備体操や筋力トレーニングをした後、バランススティックという道具を使って、バランスを取りながら様々な歩き方に挑戦しました。

 バランススティックの間を歩いたり、上を歩いたり、横に歩いたり、ジグザグに歩いたり・・・。

 また、今日から万歩計を貸与し、歩数の記録をしていただくことによって、日常生活の行動変容のためのアプローチもしていきます。

 この「脳いきいき体操」は9月以降に第2弾&体験会を実施する予定なので、興味のある方はぜひお問い合わせください。

 ★横浜YMCAでは、2014年に神奈川県の介護予防モデル事業として、「かながわ脳トレ教室」を受託・運営していました。

(川崎YMCA 水落綾花)