2月1日(日)川崎YMCAで「もちつき&豆まき 登戸の町ピカピカ大作戦」を行いました。このイベントでは、自分たちの足で町を歩き、自分たちの手でごみを拾うことで、もっと町を好きになり、大切に思ってほしいという願いを込めて行っています。その中でごみの分別方法も知る機会とし、さまざまな世代が交流を持とうという目的で行われています。6グループに分かれて、ゼッケンつけて、軍手をつけて、トングにゴミ袋を用意し、気合いをいれてYMCAを出発しました。
幼児チームはYMCAの回り、最寄駅付近を歩きながらごみを沢山拾いました。「あ!こんなにあったよ!」「タバコがいっぱい落ちているね」など気づくことも沢山ありながら、途中は雪が少しのこっていてちょっと寄り道をしたりなど、飽きる様子もなく楽しくゴミ拾いをしていました。帰り道では「ここさっき通ったのにまたゴミ落ちてる」と少し残念そうな顔をした子どもたちもいました。「ゴミが0になるのは時間がかかっちゃうかもしれないけど、こうやって少しずつゴミを拾うとどんどんキレイになっていくんだよ」と伝えるとしっかり受け止めて笑顔でまたゴミを拾ってくれました。
小学生チームは多摩川のふもとまで行きました。壊れた傘、壊れたコーン、壊れた扇風機など大きなゴミから小さなゴミまで、ゴミ袋4つ分のゴミを担いで帰って来ました。「自転車も落ちてたけど拾えなかった」「まだ拾いきれてないからもう一回いきたい!」など行く前より町をきれいにしたいという一層気持ちが大きくなっている様子で嬉しく思いました。全部でごみ袋15個分程のゴミを拾いました。このみんなの気持ちが届くといいなと思います。
お友だちにおもちを分けてあげたりする子どもたちの【思いやり】の場面もあちこちで見られました。自然と思いやりを持って行動する子どもたちを見てとても嬉しくおもいました。おもちでお腹いっぱいになったところで、子どもたちの所に赤鬼と青鬼が来ました。「このままだと川崎YMCAがやられちゃうやっつけろー!」「鬼は外!福は内―!」という声とともにたくさん豆をなげました。みんながYMCAの福を願って豆もまいてくれたおかげで「やっぱりYMCAの子どもたちは強い。降参じゃー!」と鬼を退けることができました。鬼をみて泣いていた子も笑っていた子も「これでYMCAは大丈夫!」と守ってくれました。
(川崎YMCA 木皿みか)